太陽を生きるということ――それは、何かに没頭し、時間の感覚すら消える瞬間である。
見返りなど関係なく、ただ「やりたいからやる」と内側から火が噴き上がる状態。
そのとき人は、確かに太陽を生きている。
太陽とは、生命力そのもの。
太陽を使っているとき、人は揺るぎない自己肯定感と静かな自信に満たされる。他者の承認は不要であり、そこには純粋な喜びと充足だけがある。
その態度は人を惹きつけ、動かし、世界に波紋を広げる。
「あの人は輝いている」
「この人といると元気が出る」
その印象を持たれる者は、例外なく“太陽意識”を体現している者である。
太陽を生きる人に起こること。
太陽を生きている者は、内側からエネルギーが湧き上がる。
その振動に共鳴した人間、出来事、環境、そして物質が自然に整う。
運命の流れ――すなわち“自然のリズム”に乗り始めるのである。
しかし多くの人は、恐れに囚われている。
「自分で努力して生きていかなければならない」と。
だが人間は自然の一部にすぎない。
“自力”で成し遂げたことなど、実のところ一つもない。
肉体も、能力も、魅力も、才能も――すべては借り物である。
自力に執着するほど、自然の流れから外れ、宇宙のサポートは遠のく。
神はこう言うであろう。
「君は自力で生きるのだな。ならば、自分だけで頑張り続けよ」と。
偉業を成す者の共通点
人に影響を与え、道を切り開く者たち――
彼らの共通点は、己のこだわりに没入していることである。
恐怖ではなく、喜びから創造する者は、例外なく強い。
興味も情熱もない場所では、花は咲かない。
冷酷に見えて、これがこの世界の真理である。
すなわち、こだわれるものを続ければいい。
最初はお金にならずとも、道は後から自然に開く。
ヒカキンもそうだ。
動画に没頭し、楽しみ、撮り続けただけで、いつの間にか年収十億の存在となった。
「安定した会社へ」
「資格を取らねば」
「生涯年収が…」
こうした発想に囚われる者は、自己保存本能に縛られ、
太陽を使う前に人生を終えてしまう。
死の間際に最も多い言葉は、
「もっと挑戦しておけばよかった」だという。
どうせ生きるなら、喜びに従う方がいい。
人を動かし、世界を揺らすのは、いつだって“こだわり”である。
太陽的生き方とは何か。
私はiPhone SE初代が好きで、常にリュックに入れている。
スティーブ・ジョブズの徹底した美学と機能哲学を感じるからだ。
これもまた、太陽の表現である。
ジョブズ自身も、創造の過程を楽しみ尽くしていたに違いない。
理不尽も困難も、没入と好奇心が呑み込む。
それが太陽の力である。
太陽的な人生へ変える方法
では、どうすれば自分の太陽を生きられるのか。
答えは単純明快だ。
自分の太陽星座に、全てのヒントが書かれている。
次回は、太陽星座別に
“どんな没入が魂を輝かせるのか”
その本質を語る。

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